2022年6月9日木曜日

ジョグで半年ほど配達した俺が「原付の限界」と「メリット」の両方を語る

見た目
グレーは都市、自然、あらゆる風景に、よくも悪くも溶け込む


ダサすぎる カゴとカバンを脳内で消して見てください
配達バッグのカラーが合ってない・・・
雑然とした風景によく溶ける
グレーな場所にもよく溶ける

グレーの車体が意外にも草花や木と合うのは、
石や岩、砂、あるいは曇り空の色だからか


 性能の限界

①配達で酷使するとぶっ壊れる説

配達で異常に酷使すれば通常のメンテナンスをしていても2万kmで壊れてもおかしくないと素直に思えるほどアクセル全開にするとエンジンが悲鳴をあげる。

②法律上の問題

30km制限 やはり運が悪いと一発で免停になるという大きなリスクを抱えている
私はそのリスクに耐えられないので125ccに乗り換えた。
(これさえなければ壊れてもいないのに乗り換えるほどの不満は無かった)

③振動と衝撃で疲れる

アイドリングでもマッサージチェアに座ってるみたいに座面は小刻みに揺れてるし
ハンドルの振動は肩や胸まで響いてくる。
振動している物の上に居ると、どうやっても身体に力が入る。

また、ホイールが小さいので、段差での衝撃をモロに受ける。


原付の良さ

正直、世間で言うように原付はリスクが高いのでオススメしないが
メリットもたある

①「気の長い運転」

原付はパトカーが近くにいる時は「抜いてもらう」のが身につく。
意識的に抜いてもらおうとしないと、相手の追い越しや追い抜きが危険になる。
思いやりで安全に抜かせてやるのがコツ。
また、ちゃんとスピードを出して流れに乗っていても煽られることが日常化するので精神的にタフになる。
原付=遅い というイメージがあったり 「二輪車を軽く見る」「距離感をつかむのが下手」という傾向が四輪車のドライバーにはあることが原因らしい。
125ccならジグザグ走行でぶっ飛ばしまくって煽られる余地がないほどの超高速で移動することで煽られなくする人が多いが
原付はそこまで出来る性能はない。でもそれが本来の安全運転なのでヨシ。

②取り回しが圧倒的にラク

とにかく小さく軽い。80kgしかないから片手で片輪を浮かすことができる。
配達中のマンションで何とかして私有地の50cm幅のスペースにバイクを停めたい
などの状況で真価を発揮する
そして倒れない かなり傾斜がついた坂に縦ではなく並行に、つまり左右に傾いた状態で駐車しても原付はなかなか倒れない
古いマンションの駐輪スペースや玄関で、歩道と並行に傾斜がついている事はよくある。
この圧倒的な駐車性能のおかげで街頭警備員による駐禁を免れたこともある。
サイドスタンドは無いが、センタースタンドをかけるのに力は要らない。

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