この曲を作った人は、飛行機の窓の外についていた、わずかな量の結露が、
高度の上昇とともに、氷の結晶となっていく瞬間を偶然に見つけた
その様子を見て、
自身の身に起きた色々な出来事の意味が
時間をかけてゆっくりと、自分の心の中に染み込んでいくのを感じたそうだ
そしてできたのが↑の曲 Dendrite - antihoney
俺も確かに
昔の知り合いをふと思い出して
自分の成長によって 当時は理解できなかった、その人の信念や美徳を
今では少し理解できるようになっていたりする
なんてことのないと思っていた出来事は
ずーっと心に残り 静かに成長し
小さな鍵の形になって
きっと死ぬまで分からないのだろうと諦めていた
ある人の心の不思議や 自分の心の謎でできた 大きな扉を
いつのまにか開けてくれて ようやく 自分と世界が繋がるような
そういう感覚を覚えることは 俺にもある
「記憶」は目に見えないけど
どこまでも染み込んでいって いつかきっと自分を突き抜けて
どこかへ落ちて また誰かを潤すのかもしれない
・・・と、そこまで俺に妄想させるすごい曲だな、これ 名曲だよ
17年くらい前の曲なんだけどね
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